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2019福岡県洋菓子技術コンテスト大会にて、西村シェフ、石井スーシェフが受賞しました

INFO

2019年06月08日

今年5月に開催された「2019福岡県洋菓子技術コンテスト大会」のグランガトー部門にて、弊社の西村喜典シェフと石井築スーシェフが受賞致しました。

 

西村喜典/福岡市長賞(1位)

「バニラアイスのケーキが好きなので、バニラをベースにしたものをと考えました。本来であれば、ケーキに使用する食材は3つが理想的ですが、今回はイチゴ、フランボワーズ、ピスタチオ、ライムの4つを使いました。甘さから始まり、ライムの余韻が爽やかに抜けながら、ピスタチオの食感が最後に全体の味をまとめてくれます」

勤続20年を越える西村シェフは、文字通りチョコレートショップの味をマスターしたベテランのトップパティシエ。今回の大会に向けて、どのような想いで臨んだのか聞いてみました。

「チョコレートショップの味は、優しさがポイントだと考えています。基本的に、私たちは『誰かのために作る』ということを念頭に商品を作っています。いつもは優しくて食べる人が笑顔になれるような、日本人の好みの味を考えて作っていますが、今回は大会のため、審査員の先生方はその先の『新しさ』『斬新さ』を求められていると考えました。普通に美味しいだけではダメだ、新しさを出そうということで、バニラの甘さのラストにライムを引き立たせるという味の構成にしたんです。
そして弊社で使用しているピスタチオはかなり高級なのでたくさんは使用できないのですが、ここでこのピスタチオが最後にぐっと全体を引き締めてくれる。甘さに爽やかさを組み合わせ、ラストにピスタチオを用いたこの構成が、受賞の決め手なのではないかなと自分自身の中で考えています。

もちろん、受賞はとても嬉しいですが、来年以降は後輩がもっとたくさん受賞できるよう、日々の仕事の中で励んでいきたいと思います。この度は、本当にありがとうございました」

 

石井築/福岡県職業能力開発協会 会長賞(2位)

「僕の実家がうきはで果物農家をしていまして、先日帰った際に、どうしても実家のぶどうを使いたいなと思ったんです。干しぶどうと呼ぶには立派すぎるラムレーズンを、親子のコラボとして入れたいと考え、今回の作品になりました」

日々の業務の合間に試作を何度も何度も重ねた結果、石井スーシェフが導き出した答えは、「親子二代のコラボ」。

「昨年から弊社で出している『エクレール・トンカ』というエクレアがありまして、パリのレ トロワ ショコラの商品なのですが、ここで初めて『トンカ』という豆を知りました。試食してみて、非常に力強くておもしろい素材だなと思っていたのですが、実家のラムレーズンもとても力強く繊細な味なので、合わせても負けないだろう、と。そして皮つきで入れると味がにごるので、ちょっと手間でしたがラムレーズンの皮は丁寧に手で取り除きました。
また、西村シェフと『バニラベースでいきたいですね』と話していたのですが、このバニラも海外から取り寄せたかなり高級な食材です。しっかりとした甘さに、ラムレーズンとトンカの大人の味わいを組み合わせることで、ひとつ先の時代を見据えたエレガントな世界観を表現できたのではないかと思っています。この受賞を励みに、来年は1位を目指してますます頑張ります!」

 

 

受賞した作品は商品にはなりませんが、受賞ポイントになったエッセンスは、今後の新商品に必ず生かされることと思います。定番商品に加え、ぜひ今後の新商品にもご期待ください。